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【第二話】ラズベリーは“勝手に育たない”。初心者が最初に知るべき真実

ラズベリーは“勝手に育たない”。初心者が最初に知るべき真実 ラズベリー

さて、ラズベリーの苗を買ったはいいが…(第1話参照)

このトゲトゲの棒、どう扱えばいいんだ?

なんかまだ「木」じゃない。
かと言ってもう「草」でもない。

中途半端にワイルド、触ると普通に痛い。

いや、確かに見た目はそれっぽい。
「実なりますよ」感はすごい。

だが冷静に考えてほしい。

こいつ、放置してたら毎年いい感じに実を付けるのか?

いや、なるわけがない。むしろ放置すると、

ジャングル化 → カオス → 収穫不能

という未来が待っている気がする。

ラズベリー(インディアンサマー)の正体を知れ

さて、わたしが買ったラズベリーの品種は「インディアンサマー」という、いかにも暑苦しい二季成り品種である。

二季成りということは、年二回収穫できるということ。

衝動買いだったため、何も調べずに適当に一鉢選んで会計に持って行ったのだが…

何もしてないのにどんどん草が生えてきている。

買った当初は葉っぱがちょろっと付いたひょろ長い枝が二本生えてただけなのに、約3週間で葉は茂り、ラズベリーの茎が根元からウジャウジャ伸びてきている。

繁殖力えぐい…

しかもこいつ、普通のラズベリーとちょっと違うらしい。

品種:インディアンサマー(ラズベリー品種)

特徴はシンプル。

秋にも実がなる(秋果性)

つまりどういうことか。

  • 1年目の枝 → 秋に実
  • その枝 → 翌年の夏にも実

——え、一本の枝に2回チャンスあるんか?

うん。
ある、らしい。

これが二季成りラズベリーが他の果樹とは異なる所以である。

ラズベリーは“勝手に育たない”。初心者が最初に知るべき真実

つまり、一本の枝は年をまたいで二回収穫を行って自然と枯れるというわけだ。

2年目に枯れる頃にはまた新たな一年目の枝が出てくる、これをひたすら繰り返していくのである。

結論:最初は年1回だけにしよう

だが、欲張らない方がいい。

マジでこれ。

理論上は2回収穫できるが、管理が一気に難しくなる。

だからどうするか。

秋だけに集中しよう。

1年目(導入期):とにかく増やせ

この段階のラズベリーはまだ「戦力外」。

枝(シュート)をどれだけ出せるかが勝負。

やること

  • 支柱を立てる(これ最重要)
  • 元気な枝を3〜5本残す
  • それ以外は間引く

剪定というより「整理」かな。

放置するとどうなるか?

——大渋滞する。

葉っぱが大渋滞
→風通しが悪くなる
→害虫や病気が大発生。

これが園芸のリアルらしい。

実は成る、普通に花も咲く。

だが、基本は摘む(摘果)

レモンと同じで、ここで実をつけさせると株の体力が削られる。

「いやでもちょっとくらい…」

いいだろう、2〜3粒だけ。

それ以上は欲張らない方がいい。

2年目:収穫していいが、調子に乗るな

ここからがラズベリーの面白いところ。

前年の枝からも実がなるし、新しい枝も出てくる。

もう見た目が「それっぽい」。

やること

  • 収穫が終わった枝は根元からカット
  • 新しい枝を主役にする
  • 本数は5〜7本に調整

ここで重要なのがこれ、古い枝には執着するな

役目を終えたら即引退。

これができないと一気にジャングル化する。

3年目:収穫ガチ勢の入口

ここまで来ると、

「どうすれば増えるか」
「どこ切ればいいか」

なんとなくわかってくる。

ここからのポイント

  • 日当たりが全て
  • 風通しが命
  • 枝は少数精鋭

数を増やすより、質を上げる段階に入ろう。

おわりに

わたしのような初心者がやりがちなミスがこれ。

「なんか増えてるし放置でよくね?」

うむ、これはよくない。

ラズベリーは放置すると、

  • トゲ地獄
  • 収穫不可
  • 病気祭り

の三連コンボになる。

だが逆に言えば、ちゃんと管理すれば——めちゃくちゃ報われる作物でもある。

レモンは“我慢の果樹”。

ラズベリーは“管理のベリー”。

方向性は真逆だが共通点は一つ。

欲張ったやつから失敗する。

これだけは忘れないようにして欲しい。

第三話へ続く…

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