2026年4月上旬、わたしはホームセンターの果樹コーナーに立っていた。
目的は…レモン。

「レモンなんて、鶏の唐揚げ以外に使い道ある?」
というスタンスのわたしとは違い、妻はレモンが大好きでケーキや自家製ジュースなどにもよく使っている。
ブルーベリーの苗木を買いたいと相談をした際、「先にレモンの苗木を買ってよ」と言われてしまったほどだ。
(まあ結局ブルーベリーを先に買ったのだが)
ということで「Happy wife, Happy life」が口癖の妻のご機嫌を取るためにも、この度レモンの苗木を探しに来たというわけだ。

一口にレモンと言っても種類が数多くあり、素人にはなにを選べばいいかが全くわからない。
そこで、代表的なレモンの品種の特徴を簡単にまとめてみた。
| リスボン | 寒さに強くて育てやすい定番 |
| ユーレカ | 香りと酸味が強くてジューシー |
| マイヤー | 酸味がマイルドで食べやすい |
| ビアフランカ | トゲ少なめで実つきが良い |
| 璃の香(りのか) | 国産で病気に強く初心者向き |
| ピンクレモネード | 見た目が珍しい観賞向きレモン |
もっと詳しい品種について知りたい方はcottaさんのこちらのブログを参考に。
ちなみに我々が想像するTHE LEMONの品種は「リスボン」らしい。
レモンの木には大きく鋭い棘が出るので品種選びは慎重に。
(最近は棘無しの品種も増えている)
もう少し詳しい説明と共に妻にどの品種が欲しいか訊いたところ、「璃の香で」と返事があった。
その後、家の近くのホームセンターや園芸店に電話をかけること約5~6店、どこも「璃の香」を置いていない。
最後のあがきで、少し遠くの園芸専門店に電話をしてようやく璃の香の苗木を確保することができた。

璃の香の苗木、お値段なんと3,000円。

この3,000円の出費の元を取ろうと思うと、いったい何個レモンを収穫すればいいのか…。
目の前にある苗木は、幹の太さは中指ほど、高さは約60cm。

等間隔に葉っぱが20枚ほどついているだけの小さな苗木。
正直なところ――ここからレモンが実る未来は、まったく想像できない。
ここから、わたしの長い長いレモン栽培の歴史が始まるのであった。
第二話に続く…




すだち
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