2026年5月上旬、ホームセンターでブルーベリーの苗木を購入してから、気付けばもう一か月以上が経過していた。
だが、まだ実は出ていない。
…いや待て。
そもそもわたしは、「ブルーベリーは株の成長を優先したいので、最初の3年間は実を付けさせない」という“栽培ガチ勢っぽいマイルール”を自分で作っていたではないか。
完全に忘れていた。
危ない危ない。
危うく「実がならない!」と騒ぐところだった。
順調そうに見えた我が家のブルーベリー
現在、玄関前では3鉢のブルーベリーを管理している。
見た目だけならかなり順調だ。
新葉がわさわさ茂り、枝も伸び、「おっ、なんか“果樹育ててる人”っぽくなってきたな」と一人でニヤついていた。
だがある時、気付いてしまったのだ。
葉っぱの端が、茶色い!!?

「え!!!??」
しかもよく見ると、葉っぱに穴まで空いている。

食われている。
誰かに。
いや、何かに。
「これは病気か?」
「虫か?」
「もう終わりなのか?」
くそ、全くわからん。
ということで、例によって検索地獄が始まった。
ブルーベリーの葉が茶色くなる原因

調べた結果、原因候補は大体こんな感じだった。
園芸、原因候補が多すぎる。
RPGなら「毒」だけで済むのに、現実の植物は状態異常の種類が多すぎる。
ということで、参考にしたのはこちらのブログ。
原因① 水不足

まず有力なのが水不足。
ブルーベリーは浅根性(〇あさねせい、×あさこんじょう)なので、土が乾燥するとかなりダメージを受けやすいらしい。
しかも成長期は水をめちゃくちゃ吸う。
確かに最近、「一昨日やったし今日はいいか」みたいな雑な判断をした記憶がある。
うむ、普通に心当たりがある。
ただし逆に、水をやりすぎて蒸れるのも危険らしい。
とは言え一応、表面の土が乾いたら鉢の下から流れ出るくらいたっぷり水をあげるという水やりの鉄則は守っているつもりだ。
まあ今後もう少し乾燥に注意することにしよう。
原因② 紫外線・葉焼け

ブルーベリーは日光好き。
……なのだが、日本の夏の日差しは別格らしい。
強すぎる直射日光で葉焼けし、葉の端が茶色くなることもあるという。
しかし、今回はたぶん違う。
まだ5月上旬。
そこまで地獄みたいな暑さではない。
しかも春先(3月下旬)から徐々に日光には慣らしてきた。
5月上旬の太陽光で「紫外線が強い!!」なんて言われたら、真夏なら3時間で瀕死だろう。
いや、でも最近ちょっと暑かった気もする。
……うーん、わからん。
原因③ コガネムシという“地下の刺客”

そして最も恐ろしかったのが、コガネムシ説である。
あの緑色に光る、カナブンっぽいアイツ。
成虫も厄介だが、本当に危険なのは幼虫。
なんと土の中で根を食い荒らすらしい。
つまり、
葉が傷む
↓
実は根っこが食われている
↓
気付いた時には瀕死
というホラー展開が起こる。
しかも対処法がこれ。
土を掘り返して幼虫を探しましょう。
いや、無理である。
絶対に嫌だ。
土をほじほじして幼虫を探すくらいなら、まだブルーベリーに謝って枯れてもらった方が精神的ダメージが少ない。
防虫ネット、導入決定
ということで、別のブログを発見。
こちらに書かれていた通り、
という“要塞化プラン”を採用することにした。
もう侵入させなければいい。
発想が完全に城壁国家である。
「ルクセンブルクか!!」と叫んでしまった。
(意味が分からない人はスルーして欲しい)
ちなみに妻にも、「早く防虫ネットしようよ」と言われている。
ブルーベリーの葉に点々と穴が空く原因

さて、茶色問題だけでは終わらない。
葉っぱには点々と穴も空いている。
どう見ても虫だ。
チャッピーに聞いたところ、犯人候補はこうだった。
いや、多いな。
しかも、どう対策すればいいか相談したところ、
「毎朝葉裏をチェックして、犯人がいたら捕獲すればいい」
という謎すぎるアドバイスを与えられたのだが…
はぁ!!?
それは“解決”ではなく、“毎朝虫を見る生活”の始まりである。
全く根本的な解決になっていないことにチャッピー君はまだ気付いていないようだ。
AI、虫耐性が高すぎる。
おわりに
ここまで育ててわかった。
園芸とは、
である。
自然との共存などという綺麗事ではない。
完全に防衛戦だ。
そして今日もわたしは、玄関前でブルーベリーの葉を確認しながら、「頼むから平和に育ってくれ…」と祈っている。
なお、まだ実は一粒も食べていない。
第五話へ続く…



すだち
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