ラズベリー栽培1ヵ月半、ついに“繁殖モンスター”が落ち着いてきた
さて。
現在5月下旬、ラズベリーを鉢植えで育て始めて早1ヵ月半が経とうしている。

あれだけ暴れ散らかしていた“繁殖モンスター”も、最近ようやく少し落ち着きを見せ始めた。
以前は「お前、本当に実を付ける気ある?」と問い詰めたくなるレベルで、新梢と新葉ばかり増やしていたのだが、最近は成長スピードもやや鈍化。
おそらくだが、植物側もようやく「そろそろ実を太らせるフェーズに移行するか…」と判断したのではないだろうか。
まぁ、全部わたしの希望的観測なのだが。
ラズベリーの葉の色が違う?濃い緑と薄い緑が混在していた
しかし最近、そんなラズベリーに異変を感じ始めた。
葉っぱの色が、なんか違う。

濃い緑の葉と、妙に薄い緑の葉が混在しているのである。
もちろん、園芸初心者の脳内ジャッジは単純明快。
「濃い緑=元気」
「薄い緑=弱ってる」
である。
小学生の通知表くらいわかりやすい。
だが、一応AIにも確認してみようと思い、チャッピーに画像を読み込ませてみたところ――
返ってきた答えが衝撃的だった。
「そもそも、薄い緑の方はラズベリーではない可能性があります」
……ん?
なんだと?

確かによく見ると葉の形も違う気がしてきた。
「まさか鉢の中で正体不明の植物が勢力拡大してる…?」
と一瞬ザワついたが、画像検索した結果、無事どちらもラズベリーの葉であることが判明。
驚かせやがって。
ラズベリーの葉が黄緑になる原因は?肥料不足を疑ってみた
いやでも、じゃあこの色の違いは何なんだ。
ネットで調べてみると、こんな記述が出てきた。
葉の色は、明るい緑(非常に若い植物の場合)から中程度の濃い緑まであります。
(出典:ラズベリーの葉の識別)
……え、個体差?
だが、ふと思い出した。
そういえば1ヵ月前にも同じラズベリーを撮影していたはず。
過去写真を引っ張り出し、現在と比較してみる。
すると――

明らかに、今の方が色が薄い。
これはもう“個性”とかいう話ではない。

むしろ老化では?
いや待て、1ヵ月半で老化って何だ。
ラズベリーの葉色でわかる窒素不足と肥料過多のサイン
さらに調査を進めると、今度は生活の悩みを解決!節約術さんのHPで「葉の色と肥料の多寡の関係」という新たな情報にたどり着いた。
ぬあっ!!葉っぱの色だけでもこんないろんなことがわかるのか。
しかしここで新たな問題が発生する。
「深緑」と「緑」の境界線、むずすぎ問題である。
いや、黄緑はわかる。
でも「深緑」と「緑」の差って何?

この下の葉は「深緑なのか緑なのか」、謎である。
しかも困ったことに、同じ鉢の中なのに葉ごとに色が違う。
つまり今ここに窒素肥料をぶち込んだら
という、“あっちを立てればこっちが立たん”状態になるのでは?
植物、難しすぎる。
「悔しいなぁ、何か一つできるようになってもまたすぐ目の前に分厚い壁があるんだ。」
いちご栽培で気づいた「本物の深緑色」の正体
さらに調べていくと、葉の“大きさ”もヒントになるらしい。
それが、葉の色・大きさと窒素肥料の多寡の関係である。
……ん?
ここで、わたしは重大な事実を思い出した。
うちのいちごである。
あいつの葉、めちゃくちゃデカくて深緑だった。

そうか、これが深緑色か。
答えはすぐそばにあった!!!
ラズベリーに追肥は必要?緩効性肥料を入れた直後の判断
…。
で、結局ラズベリーに肥料はあげた方がいいのか、このままでいいのか。
未解決のままである。
だが、とりあえず2週間ほど前に緩効性の化成肥料(10-13-6-1)を与えたばかりなので、とりあえず今回は追肥せずに様子を見ることにした。
肥料については以前まとめた記事があるので、興味があればそちらもどうぞ。
即効性の化成肥料を与えるべきだと思い直した
――と思っていたのだが。
ここまで記事を書いたあと、帰宅してラズベリーを見た瞬間。

いや、待て待て待て待て!!!!
なんかもっとトンデモナイことになってるじゃねーか!!!!
これはもう「黄緑色」とか「緑が薄い」などという生易しい話ではない。
植物側が明確に
「おい栄養!!!!!」
と訴えてきている色である。
さっきまで「緩効性の肥料を与えたばかりなので~」などと悠長なことを言っていたが、方針変更。
想定内の緊急事態である。
これは即効性の化成肥料で一発逆転を狙わなければならない。
ということで、2026年5月25日、「8-8-8」というバランス型の即効性肥料を与えることにした。

肥料の記事でも書いたが、「普段は緩効性、困ったら即効性」という鉄則通りに即効性の肥料を撒いてみた。

写真のように、根に直接肥料が接触するのは本当は良くないので気を付けよう。
水やりの際に漂流し、勝手に根元に行きついてしまった…。
当時は時間がなかったのでとりあえずそのままにした。
果たしてラズベリーは復活するのか。
それともさらに枯れていくのか。
未来は、まだ誰にもわからない。
わずか一晩で色が変わったラズベリーの実
ここで本記事は終わりにするつもりだった。
――のだが。
なんと、一晩でラズベリーの実が色付いたのである。
いや、そんなことある?
一応、記録として報告しておく。
前日の夕方。
葉色悪化に危機感を覚えたわたしは、即効性の化成肥料「8-8-8」を撒き、水をたっぷり与えた。
その時点でのラズベリーの実はこんな感じ。

「まぁ、赤くなるまであと数日はかかるかな〜」
くらいの認識である。
園芸初心者ながら、
- オレンジっぽくなる
- 少しずつ赤みが増す
- 数日かけて完熟
みたいな、ゆるやかな変化を想像していた。
しかし翌朝。
起床後、いつものようにラズベリーを確認したわたしは愕然とした。

え、なぜ!!!??
完全に赤くなっている。
昨日まで「まだちょっと未熟かな?」みたいな顔をしていた実が、一晩で急に
「どうも、完熟です」
みたいな顔になっている。
展開が早すぎる。
わずか半日。
たった一晩。
それだけで、ここまで色が変わるものなのか。
即効性肥料の効果?それともラズベリーの成熟スピードが異常なのか
もちろん、一瞬こう思った。
「これが即効性肥料の力…!!」
と。だが、冷静になれ。
いやいやいや!!!
そんなわけないだろう。
いくら“即効性”とはいえ、半日で未熟 → 完熟に変態させるレベルの超パワー肥料だったら、もはや園芸用品ではなく禁断の秘薬である。
おそらくタイミング的に、たまたま成熟直前だったのだろう。
……とは思う。
思うのだが。
初心者からすると、この急変ぶりは普通に怖い。
昨日までオレンジ寄りだった実が、翌朝には完全に赤い。
全く意味が分からん。
植物、生きるスピード感が人類と違いすぎる。
おわりに
ラズベリーを育て始めてまだ1ヵ月半。
しかし既に、
など、問題が次々と発生している。
園芸とは、「育てる」というより“観察して悩み続ける趣味”なのかもしれない。
だが、その悩みすらちょっと面白い。
とりあえず今後は、「8-8-8投入後にラズベリーがどう変化するのか」を見守っていこうと思う。
第六話に続く…


すだち
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