2026年4月中旬、いちごの苗を植替えてみた。
購入時、いちごの苗は黒いビニールポットに入っており、この安物感をすぐにでも払拭したかった。

だが、「植替えよう」と思ってから長方形のプランターを探し出すというズボラムーブをかましてしまい、我が家の玄関前は約10日間にわたって、無様なビニールポットが三つ並ぶという事態に陥ってしまった。
ご近所さんの目が今更ながら気になってきた…
【注意点①】いちごは1苗につき土が3~4L必要
さて、今回わたしが購入したプランターがこちら。

プランターの寸法はW60cm×H17cm×D20cm、容量は9L。
いちご栽培について調べていると頻繁に出てくるのが、「1株あたり3〜4L程度の土が必要」という謎の基準。
この基準にはいくつかの理由がある。
このように、初心者ほど土量に助けられるのが事実らしい。
わたしは9Lの容量のプランターで3つの苗を植えたのでギリギリ、もしくはちょい足りない(?)くらいだが、まあそれでよし。
どうなるかはまた見てみようと深く考えずに購入した。
【注意点②】いちごの苗同士は30cm以上離す
さて、土の容量だけでなく苗同士の間隔にも注意が必要だ。
ネットでは苗同士の間隔を30~40cmは空けて欲しいと書かれてあった。
イチゴの根は比較的範囲が狭く、大部分が地表面から30cm以内に分布するため、苗同士を近く植えてしまうと隣り合った根が互いに、
を同じ場所で取り合う形になり、
といった悪夢のような地獄フルコンボが襲ってくる。

ただし…
家庭菜園だと15~20cm間隔でもまあギリセーフという意見もあり、わたしはそちらを都合よく採用した。
つまり、幅60cmのプランターに3苗を15cm間隔で配置するという、またしてもギリギリを攻めてしまったわけだ。

まあ、どうなるかは今後観察していこうじゃないか!(←再び)
【注意点③】クラウンを土に埋めない
そして「クラウンを土に埋めない」という注意点も忘れずに抑えておこう。

クラウンとは「王冠」の意味で、いちごが細胞分裂を行う基地のような場所だ。
その基地の中に、
といった、いちごの心臓部分が格納されている。
つまり、クラウンを土の中に埋めてしまうと、
蒸れる→酸素不足→腐敗菌増殖→腐敗する
という桶屋方式で、クラウンが腐ってしまうのだ。
ズボラなわたしでも、さすがにクラウンを土に埋めるといったズボラムーブはかましていない。
【注意点④】苗はプランターの片側に寄せる
さて、最後に「苗を片側に寄せる」というテクニックも紹介しておこう。
いちごの実は土に触れるとカビが生えたり病気になったりする。
先ほどお見せしたこの画像。

実はこれ、間違いである。
このまま果実が育っていくと、どうしても土に接触してしまう。

なので、できた果実を空中キャッチできるように苗をプランターの片側に寄せた方がいい。

いちごには「ランナー」と呼ばれる次世代の苗が伸び、そのランナーと逆方向に実ができるらしい。
なのでそれを考慮し、いちごを際に寄せるとよい。

※いちごの専門家”宮崎大輔”氏は「いちごはランナーの反対側に実ができる、とよく言われます。そういう傾向があることは確かですが、全方位にパラパラと実ができることも普通にあります」と仰っていた。
「いちご狩り」などで、いちごがきれいにぶら下がっているのもそういった細かなテクニックが使われている。

「土に接触しないように配置する」
これだけは忘れないようにして欲しい。
おわりに
というわけで、
の状態で、我が家のいちご栽培がスタートした。
数ヶ月後、「大量収穫できました!」になるのか、「根が大渋滞を起こして全滅しました」になるのかはまだ誰にもわからない。
とりあえず今は、玄関前から黒いビニールポットが消えただけでも満足である。
未来のわたしと、いちご達の健闘を祈る。
第三話へ続く…



すだち
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